わいわいトークサロン(学習会)
H23年度の学習会の様子をお伝えいたします
■ 「これからのエネルギーを考えよう!」
日 時 | 平成23年11月26日(土)9:00〜14:00 |
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会 場 | 「北陸電力(株)富山太陽光発電所」 「北陸電力エネルギー科学館ワンダー・ラボ」 |
内 容 | ・富山太陽光発電所見学 ・ワンダー・ラボ3Dシアター「守れ!地球とエネルギー」視聴 ・実験「霧箱を作って自然放射線を見てみよう」 講師:戸田一郎先生(ワンダー・ラボ サイエンスプロデューサー) ・テーブルトーク テーマ「これからのエネルギーを考えよう」 |
参加者 | 37名 |
*北陸電力兜x山太陽光発電所見学*
今回のわいわいトークサロンでは、まず富山太陽光発電所の見学をしました。同発電所は平成23年4月に発電を開始。11月24日に完成したばかりのPR館を見学しました。
PR館では、太陽光発電のしくみや特徴、北陸電力の再生可能エネルギーの取り組みなどについて展示物を見ながら説明を受けるとともに、現在の発電量をリアルタイムデータで確認しました。また、見晴台から太陽光パネル4,815枚を一望し、その規模の大きさを実感しました。参加者からは積雪の対策やパネルの素材、稼動率など多くの質問が出され、自然エネルギーへの関心の高さがうかがえました。
PR館の展示物を見学
見晴台から太陽光パネルを見学
*実験「霧箱を作って自然放射線を見てみよう」*
次に、ワンダー・ラボの実験工房において、戸田一郎先生による「放射線の基礎知識」を聴いた後、霧箱を作って実際に身の回りに飛び交っている自然放射線を見る実験を行いました。アルコールを飽和状態にした容器をドライアイスで冷やし、懐中電灯で照らしてやると、光の中に線香花火のように放射線の軌跡が浮かび上がりました。また、簡易放射線測定器の「はかるくん」で、食塩等の放射線量も測定。私たちの身体の中や自然界にも身近に放射線が存在することを実感しました。
放射線の基礎知識を学ぶ
自然放射線を見る実験
*テーブルトーク「これからのエネルギーを考えよう」*
テーブルトークでは、「これからのエネルギーを考えよう」をテーマに5つのグループに分かれて、意見交換をしました。意見発表では、「太陽光も必要だが、原子力発電も必要。これからのエネルギーがどうあるべきか、もっと勉強することが大事」「原子力は安全が第一。隠し事をしないで発表してほしい」という意見や「みなさんの省エネ、節電の取り組みを参考にし、エネルギーを大切に使っていきたい」などの感想が聴かれました。
グループに分かれて意見交換
グループ毎に意見発表
VOICE
〜わいわいトークサロンに参加された方の声〜
- 太陽光発電の仕組み、メリット、デメリットがわかってよかった。
- 放射線を目で見ることで、身近に存在することや、私たちの生活に有効利用されていることがわかった。
- 放射線は怖がるだけでなく、正しく理解することが大切だと思った。
- テーブルトークでは、お互いにそれぞれの意見を通してエネルギーについて考えることができた。