エネルギー環境講演会
■「環境とエネルギーを考える講演会」
『日本経済とエネルギーの将来を考える』
講師 : 岸 博幸 氏(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
日 時 | 2015年6月6日(土)14:00〜15:30 |
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場 所 | 富山第一ホテル3階「天平」 |
参加者 | 514名 |
講演内容
第24回総会に引き続き、講演会を開催しました。会員のほか一般の方も含めて514名が参加しました。
岸さんは、冒頭、祖母が富山出身であることを話され、参加者は親近感を持って講演を聞き入っていました。
まず、日本経済の現状については、ご家族の話しを交えたり、講演会当日、福岡で開催されるAKB総選挙における経済効果や、種子島の鉄砲伝来を例に挙げるなど、様々な角度からわかりやすくお話されました。
次にエネルギーの話しでは、「エネルギー政策(3E+S)について、目的(3E)と手段を分けて考えることが大切。3Eを達成するためには、短期的に考えると原子力発電は必要。原子力発電はエネルギー政策を達成させる手段の1つである。」「日本のエネルギー自給率は6%で世界最低である。再生可能エネルギーを増やすにも課題がある。また、エネルギーにもイノベーションが大切。意識して判断するより、『直感』で行動すると上手くいくことが多々ある。新しいイノベーションを作るために自分の『直感』を信じる必要がある。」更に、「世の中では電力会社は悪者になっているが、電力会社は見えないところで努力をしている。」と話されました。講演の最後には来場者から、「共演をしていて一番頭が良いと感じた共演者は誰ですか?」という質問に対し、テレビの裏話を交えて答えられるなど、終始なごやかな講演会となりました。
岸 博幸さん
大勢の来場者が熱心に聴講
VOICE
〜講演会に参加された方の声〜
- 国の経済政策の裏話や、電力会社の努力「現場の力」の話しがとてもわかりやすく良かった。
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原子力発電再稼働の必要性が理解できた。
- 「マスコミの報道が正しくない」と言われた岸さんの説明に、自分もマスコミに対し疑問を抱いていたので納得した。