エネルギー環境講演会

■「環境とエネルギーを考える講演会」

『女の情緒・男の論理』

講師 : 大宅 映子 氏(評論家/公益財団法人大宅壮一文庫理事長)

日 時 2013年6月1日(土)14:00〜15:30
場 所 富山第一ホテル3階「天平」
参加者 約570名

講演内容

 第22回総会に引き続き、講演会を開催しました。
 会員のほか一般の方も含めて約570名が参加しました。

 大宅さんは、まず、富山出身の母 昌さんの教えやご自身の生い立ち、結婚、家庭と仕事の両立、子育てなどの実体験をお話になりました。

 そして、原子力やエネルギー問題について触れ、「日本に既にある54基の原子力発電所を停止のままにしていても廃止するにしても膨大なコストと時間、技術が必要になる。一基ずつ精査して稼動すべきだ。火力に9割近く頼っている今の状況はとても危険である。4%しかないエネルギー自給率、環境の面からも原子力は必要。原子力発電の日本の技術は世界一であり、それを途絶えさせてはいけない。その技術をより磨いて、原子力導入を進める新興国・発展途上国に貢献するのが日本の義務だ。これからは女性の発言力が期待されている。世界で日本が生き残るためにも、嫌のものは嫌、ダメなものはダメというのではなく、冷静な判断力を持ち、論理的に発言できるようになってほしい。」と会場の多くの女性にエールを送られました。

VOICE

〜講演会に参加された方の声〜

  • ユーモアを交え歯切れよくわかりやすい内容で楽しい講演だった。
  • 今一番関心の高い原子力のことをはっきりとわかりやすく話され認識を新たにした。
  • メディアに左右されず、正しい知識を得て自分の頭で考えることが必要だと思った。
  • 情緒的ではなく、論理的に考えて語る習慣を身につけたい。
  • エネルギーや環境について日本人一人ひとりがもっと考えなければならないと感じた。