施設見学会

H22年度の施設見学会の様子をお伝えいたします

前に戻る

■エネルギー施設見学会

日 時 2010年10月27日(水)7:20〜18:00
見学先 「日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉 もんじゅ」
参加者 34名

今年度のエネルギー施設見学会には、会員34名が参加しました。
バスの中では、「ウラン燃料のリサイクル」についてビデオや資料を使って学習しました。

日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉もんじゅ見学

まず見学したのはもんじゅのPR館「エムシースクエア」。もんじゅの概要について映像ホールの3Dハイビジョンで説明を聞きました。展示コーナーでは、実物大の燃料集合体の模型や、1/50の原子炉の模型が展示されており、高速増殖炉の発電のしくみや特徴、安全対策などを学びました。


高速増殖炉研究開発センター田畑副所長からの概要説明

展示コーナーで発電のしくみや特徴を学びました

次に「ナトリウム取扱研修棟」へ。燃やした以上の燃料を生み出す「増殖」という性能を引き出すために使われている「ナトリウム」の性質を実験で学習する施設を見学し、実際にナトリウムを切断する体験をしました。


ナトリウムの特性を間近で見ることができました

固形状のナトリウムを切断する体験をしました

高速増殖炉研究開発センターでは、実際の中央制御室と同様に作られたシュミレータ室で運転やトラブル訓練等の内容について説明を受けました。最後に展望台からもんじゅの全景を見学しました。


原子力機構の専用バスで構内を見学

見学会の後は、昼食をとりながら意見交換

VOICE

〜見学会に参加された方の声〜

  • 資源のない日本にとって、原子力発電の必要性を再認識した。
  • ナトリウムの実験はよかった。厳重な安全管理に努めてほしい。
  • 原子力発電は次世代のためにも、とくかく安全に心がけて進めてほしい。
  • 今後、原子力のウエイトが高くなることはあっても低くなることはないと思うので、更なる安全を。